江﨑酢醸造元のくだもの酢づくり|AKOMEYA TOKYO

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江﨑酢醸造元のくだもの酢づくり

 「アコメヤのくだもの酢」は、福岡県八女市にある江﨑酢醸造元で作られています。今回のAKOMEYA通信では、その江﨑酢醸造元のくだもの酢づくりをレポート。原料となるくだものをつくる農家さんたちや、壺仕込み柿酢の様子などもお伝えします。


江﨑酢醸造元のくだもの酢の特長
写真左・江﨑酢醸造元(福岡県八女市) / 写真右・江﨑酢醸造元 江﨑さん親子
 福岡県八女市にある江﨑酢醸造元は、190年以上前から伝わる酢酸菌と、九州地方の果実をふんだんに使用して様々な種類のくだもの酢を製造しています。飲むくだもの酢がまだ一般的に普及していなかった約50年前から、様々なくだもの酢を製造してきたノウハウを活かしています。八女市の自然に恵まれた上質な仕込み水で長期発酵・低温貯蔵したお酢は、クセがない風味とくだもの本来のフレッシュさが残っています。壺仕込み柿酢のまろやかな酸味と氷砂糖のすっきりとした甘味を加えた、毎日飲みやすいくだもの酢です。


柿の実を丸ごと使用した壺仕込み柿酢を使用
 江﨑酢醸造元のくだもの酢の大きな特長は、壺仕込み柿酢を加えていること。福岡県の柿の生産量は全国3位、甘柿では全国1位を誇ります。その名産の柿を使って作られるのがこの壺仕込み柿酢。柿の実を丸ごと潰して、生きた酢酸菌のいる種酢と仕込み水と共に壺の中に投入し、露天での発酵・熟成を行います。屋外でゆっくりと発酵させた壺仕込み柿酢は、まろやかでやさしい酸味に仕上がります。


くだもの農家さんから直接仕入れ
 九州地方は温暖な気候から豊富にくだものが採れます。この地域で採れたくだものを活かして健康に少しでも寄与できる製品をつくりたいとの想いからくだもの酢を製造している江﨑酢醸造元。そのこだわりは「おいしいくだもの選び」。福岡県八女市を中心に九州地方の農家さんから旬の時期に直接の仕入れを行います。社長自ら試作を何度も重ねてくだもの酢に合う原料を選び、味が良ければ規格外品も使用します。くだものを製品化することにより、旬の時期だけでなく一年中全国で販売でき、地元の農家の活性化にもつながることを目指しています。
 「アコメヤのくだもの酢」は、福岡県産ブルーベリーといちご、熊本県産レモンを使用しています。


工場での製造の様子をレポート

 農家さんから直接仕入れたくだものが、くだもの酢に変身していく様子を見てみましょう。ここではブルーベリー酢の様子をご紹介します。
農家さんから旬の果実を直接仕入れ。熟し具合や色を見極めながら一粒一粒手で収穫されています
すぐに加工することでくだものそのものの味と色が保たれます
ミキサーにかけます
ペースト状にします
機械で搾汁します
搾汁したストレート果汁を濃縮せずそのまま冷凍保存します
ベースのお酢はブルーベリー果実を丸ごと長期発酵させたものを使用します
光や高温に弱いので、10度くらいの冷暗所で低温貯蔵することがフルーティーさを保つポイントです
ベースのお酢にストレート果汁を混ぜ合わせて味を調整します
味の調整に壺仕込み柿酢を使用します。江﨑酢醸造元では数百個もの壺で柿酢を作っています
充填します
ラベルを貼って完成!

くだもの酢の愉しみ方
 くだもの酢は、水やソーダや牛乳などで割って冷たいドリンクとして楽しむのはもちろん、酸味がまろやかなのでお湯で割ってホットにしてもツンと来ずに美味しくいただけます。
 また、ヨーグルトやかき氷などにシロップとしてかけたり、オリーブオイルや塩こしょうなど調味料と合わせてドレッシングにしたり、ケーキなどのお菓子作りに使ったりと、料理やデザート作りにも幅広くお使いいただけます。
 ぜひ様々なシーンで「アコメヤのくだもの酢」を愉しんでみてくださいね。
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