アコメヤの一番人気「鯛めし」を製造する愛媛海産の「一船買い」の取り組み|AKOMEYA TOKYO

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アコメヤの一番人気「鯛めし」を製造する愛媛海産の「一船買い」の取り組み

アコメヤでつねに一番人気のロングセラーなのが、炊き込みごはんの素の「鯛めし」。
それを製造しているのが、愛媛海産です。
愛媛海産は、瀬戸内海、来島海峡に面する愛媛県今治市にて創業以来、魚介類を主にする製品を製造しています。
現在、愛媛海産では「SDGsの取り組み」として、瀬戸内海のほぼ中央に位置する離島「魚島」の愛媛県漁業協同組合魚島支所と取り決めをし、「一船買い」を行っています。

「一船買い」とは?

「一船買い」とは、契約している漁業者の網にかかった魚を、どんな種類、大きさの魚でも、愛媛海産が全て買い取るという契約です。
魚価が安定し、規格外や少量の魚も受け入れることから漁業者の安心につながっています。
規格外の魚、また製造過程で生成される魚あら等は愛媛海産で出汁やフィッシュブイヨンに加工され、最後は魚のエサとして無駄なく利用していきます。
一船買い契約を行っている漁師さんからは、「社会情勢や市場価格に左右されず、安定した収入源を確保できる」と好評です。

フードマイレージの削減

離島『魚島』から最寄魚市場へは最短の場所でも海路2時間以上を要し、さらにセリを経て消費地へと運ばれていました。
現在、魚島で水揚げした魚介類を氷詰め等で鮮度保持処理した後、水路を運搬船で伯方島木浦港へと運び、ここで愛媛海産の保冷トラックが魚介類を受け取り、陸路で今治市に所在する工場に搬入しています。
気温の上がる夏場でも2時間以内に工場搬入できることから、高鮮度で品質の良い原料を使用した商品の提供が可能なっただけではなく、長距離輸送され国内外から入荷される魚より食卓に届くまでの排出 CO2 が少なく済むことから、「フードマイレージ」の削減につながる取り組みとなっています。
「フードマイレージ」とは、食料の生産地から消費者の食卓に並ぶまでの輸送にかかった「重さ×距離」のことです。

瀬戸内海の離島「糸島」

愛媛県上島町魚島は、瀬戸内海国立公園区域内の瀬戸内海のほぼ中央に位置する離島。約150人の島民がいますが、スーパーやコンビニはなく産業は漁業のみ。かつてはタコ漁などの漁業で 100世帯以上が生計を立てていましたが、現在は15世帯にまで減少しています。漁協によると、漁師が減った理由は「魚価の低下」だそう。2018年12月より、愛媛県漁業協同組合魚島支所と愛媛海産と他社との3者協力のもと、漁獲物安定供給のシステム化を進めています。
アコメヤでは、「鯛めし」や「蛸めし」などの商品の販売を通じて、愛媛海産のこうした「一船買い」の取り組みを応援してまいります。


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