新潟県の南蛮えびを使った白だしで地域課題に取り組む|AKOMEYA TOKYO

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新潟県の南蛮えびを使った白だしで地域課題に取り組む

アコメヤの白だしに新味「南蛮えび」が登場しました。
今回のAKOMEYA通信では、この南蛮えびにフォーカス。新潟県名産の南蛮えびの魅力や地域課題、南蛮えび白だしを使った料理のレシピなどをお伝えします。
(写真提供:新潟県)

南蛮えびの特長

南蛮えびは、新潟県特有の呼び方で、全国的にはアカエビと呼ばれます。
鮮やかな赤色や形が赤唐辛子(南蛮)に似ている事から、新潟県ではアカエビを南蛮えびと呼び、新潟県民にとっては別格の美味。
「赤い・太い・甘い」のが特徴で、主に剥き身や鮨種として食され、身のほかにも、旨味が凝縮された頭部はお吸い物や唐揚げなど、翡翠色の卵は醤油漬けにと、丸ごと堪能することができます。

新潟が自信をもってお勧めする逸品「にいがたフード・ブランド」に認定

「南蛮えび」は、新潟県の農林水産物のブランド化推進に関する条例に基づき「にいがたフード・ブランド」に認定され、高品質かつ安全・安心な食材として、県の付加価値向上のけん引役を担っています。
「にいがたフード・ブランド(新潟県条例)」に認定されているのは下記の8つです。

① 新潟米
② 錦鯉
③ 新潟産えだまめ
④ ル レクチェ
⑤ 越後姫
⑥ にいがた和牛
⑦ のどぐろ
⑧ 南蛮エビ

また、全国漁業協同組合連合会が中心となり、地元漁師が選ぶ自慢のおいしい食材「新潟県のプライドフィッシュ」にも選定されたりと、県内では日常の食卓に浸透・定着しています。
(写真提供:新潟県 南蛮エビブランド化推進協議会)

南蛮えびの直面する地域課題

一方で、南蛮えびは今、地域課題に直面しています。
南蛮えびの漁獲量全体の約3割を占める、新潟市沖の底引き網漁船が2023年に廃業。漁業関係者の高齢化や後継者問題も浮き彫りになっています。
その結果、漁獲量が減少し、魚価が高騰、希少化しています。
また、県内で食育の一環として提供される南蛮えびにおいては、使用しない部位(頭部)の廃棄問題が発生しています。

南蛮えびの頭部を使用した「アコメヤの白だし 南蛮えび」

これらの地域課題解決の一助となることを目指し、今回の「アコメヤの白だし 南蛮えび」は誕生しました。
これまで廃棄されてきた、南蛮えびの頭部をパウダー状にし、北海道産利尻昆布、本みりんで味をととのえて製造しています。
頭部には南蛮えびの旨味が凝縮されているので、香ばしく風味豊かな白だしに仕上がっています。

南蛮えびの白だしを使った料理

南蛮えびの白だしは、お吸い物、野菜スープ、だし巻き玉子、炊き込みご飯、煮物、鍋物、茶碗蒸し、和風だしパスタなどにおすすめです。
南蛮えびの旨みが、普段のお料理を料亭の味に引き上げてくれます。
こちらの南蛮えびの白だしを使ったレシピを2つご紹介します。
出汁巻き玉子のお雑煮
→レシピはこちら
白みその茶碗蒸し
→レシピはこちら


新潟県の誇る、南蛮えびの旨みが凝縮したアコメヤの白だしを、ぜひご賞味ください。