製造しているのは、創業昭和33年のおこし専門店「篠原製菓」。おこしの製法を活かしつつ、ナッツやドライフルーツで洋風に仕上げた新感覚の菓子を製造しています。
今回のAKOMEYA通信では、その篠原製菓の工場を訪問。歴史ある工場での製造の様子をレポートします。
篠原製菓のおこし製造の歴史
代表の篠原さんは、昭和25年に上京し、雷おこしの本場浅草の観音裏で8年間修業。そののち昭和33年に独立し、東京足立区の現在の地に篠原製菓を創業しました。
以来約60年間、浅草や日光、長野など観光地の定番のお土産としての「雷おこし」の製造を続けていましたが、孫娘の夫の田中さんが海外生活から帰国し先代のもとで修業を経て、2014年に社長に就任。そこから新たな商品開発が始まり、観光地のお土産というだけでなく、若者や女性など新たな顧客が増え、口コミで人気商品となっていきました。
第一世代~第五世代までの進化